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山の鯨 海のいのしし

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”山の鯨 海のいのしし”の解説・説明

九州地方に伝わるお話「やまのくじら うみのいのしし」。

演出:小林治 文芸:沖島勲 美術:折芝千草 作画:石井文子
ナレーション 市原悦子
出典 瀬川拓男(角川書店刊)より

タグ:九州地方

あらすじ

昔々、大昔のことです。クジラは山に住んでおりました。

大きな大きなクジラはすぐにお腹を減らしてしまい、餌をとるにも大騒動。山は崩れ、川はせき止められ、しまいには山の神様が住む大山に激突する始末でした。

山の神様はほとほと困ってしまって、海の神様に相談しました。クジラを海でもらってくれないか?と言った山の神様に、海の神様は、では泳ぎが下手でいつも餌をとれないでいるイノシシが可哀想だから、イノシシを山にあげようと言いました。

こうして住む場所を変えたクジラとイノシシでしたが、イノシシは不満でした。大好物のエブラウナギ(海蛇)が山にはいなかったのです。サワガニを捕って食べていたイノシシでしたが、ついに山の神様に相談しに行きました。

すると、山の神様は自分に噛み付いてきたマムシをエブラウナギの代わりに食べて良い。と言い、それ以来、イノシシは蛇を食べるようになったのでした。

一方、クジラは広い海の中で大喜びで魚を食べていましたが、あまりに沢山の魚を食べるものだから、魚たちが海の神様に苦情を言いに行きました。

海の神様は、クジラにオキアミを食べるように言いつけましたが、オキアミは小さくクジラはなかなか満腹にならないので、神様の目を盗んでは魚を沢山食べていました。

二度目の苦情を聞いた海の神様は怒って、シャチを呼び「クジラを見張って、もし言いつけを破るようなら噛み付いてしまえ!」と命令しました。それで今でもシャチはクジラが言いつけを破っていないか追い掛け回すようになったのでした。

クジラは悲しくて、もといた陸に帰りたいと思うようになりました。時々、陸に近づくクジラがいるのは陸を恋しがっているからだそうです。

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